こんな夢を見た

黒澤明監督「夢」見ました
監督の見た8つの夢からなる映画です


今の時代の価値観とか生活感とか将来像にぼんやり不満や疑問がある人はその理由が分かると思うから見てほしい
伝説や迷信・ジンクスやお伽話。
昔の人はそういったもので遠まわしに自然とか死といったものとうまく関係を持ってバランスをとってやってきたんだけど
そういうのを伝えるのも、想像するのも創造するのも信じるのもやめて
さらには解明してしまおうなんてしてきたからバランスが崩れたんだと思う
そして中途半端になってしまった
違ってきたなら違う生き方を模索するのが当たり前なのに
「昔はよかった」と昔にどうにか戻ろうとしている
進めてないのは人間だけだ


水車村の103歳の老人の話


「人間は便利なものに弱い。便利なものほどいいものだと思って、ほんとにいいものを捨ててしまう」
「電気がなくて夜は暗くないですか?」
「暗いのが夜だ。夜まで昼のように明るくては困る。星も見えないような明るい夜なんてやだね」

「葬式は本来めでたいものだよ。よく生きてよく働いて、ご苦労さんといわれて死ぬのはめでたい。」

『もう103歳だ。もう人間をやめてもいい年だが、「生きるのは苦しい」とか言うのは人間の気取りでね。正直生きてるのはいいもんだよ。とても面白い』

人間だって自然の一部なのだから
自然に生きて生きたいですね

自然は皆繋がり、絡み合っている。僕らの行動が、自然界にとってポジティブなものなら、それはおのずと自然界に結果として現れ、その逆もしかりということだ。僕らを取り巻く環境が、ポジティブなものか否かは、僕らの行動にかかっている。人間だけの都合でものごとを行ってはいけない。(内田ボブ)


Varnaghita / 「そして旅が終わったら」

天草 / 「小さなトマト(内田ボブcover)」